正社員とパート社員の賃金の差は
正社員もスーパーのレジ係を務め、パートの社員もレジの仕事に従事しているといった場合、そこだけみれば、全く同じ仕事です。
ところが、正社員は月給制で、時間当たりの単価を計算すると、1時間当たり1500円になり、時給750円のパート社員とは2倍もの開きがあるとします。
同じ仕事をしているのに、このような差は認められるのでしょうか。
同じ労働に対しては同じ賃金が支払われるべきではないのでしょうか(同一労働同一賃金の原則)。
しかしながら、労働基準法では、賃金について国籍・信条等による差や男女差による差別的取扱いは禁止しています。(同法3条・4条)
しかし、それ以上に一般的に同一労働には同一賃金を支払わなければならないといったことまでは定めていません。
このことは、日本の賃金の決定の方法が、労働だけを評価したものではないということ。
そして、賃金体系が年功序列賃金であったり、手当として家族手当・住宅手当といった生活給的な要素が多いことからもわかります。