「広い世間」とトラブル 4
外国人の圧縮表現である「外人」。
これは差別に近い(これに対する「内人」といういい方はない)言葉ですから、用いるべきでないでしょう。
外国人は日本人である赤の他人の外側にいる人びとであるから理解もできないし受け容れがたい存在だと考えられているといえます。
日本人と結婚して日本国籍をとっても日常生活上では外国人の扱いは変わらないのです。
この邦人と異邦人の区別は「もの」や「情報」の国際化が著しく進んだ今日でもなお「ひと」(異邦人)に対する事実上の「鎖国」状態がつづいていることの背景であると考えられます。
・・・日本人にとっては「赤の他人」の外に異邦人の他人がいることは確かなようですね。
以上のような他人観、世間角については京極純一『日本の政治』をご覧になるといいでしょう。
おすすめの一冊です。