組織の高度化地域分権化 3
伝統的な組み立てラインにしても、何マイルという長いコンベヤー方式を改め、自動誘導搬送(AGV)システムに切り替えるといいます。
これによれば、無人カートが必要な作業点だけに部品の供給を行うことができるので、コンベヤー方式による大量の部品の意味のない作業点の通過が避けられます。
また、それだけに、作業者の検査の目が行き届き、製品の欠陥個所を極度に少なくすることができます。
それでも日本の小型車の2倍といわれるコスト差を縮小することはきわめて困難ですが・・・
アッセンブリ、サブアッセンブリにおいて、日本のメーカーの1台あたり100時間(アメリカは普通この2倍)に対し、サターンの場合は40時間から30時間と見積もられています。
また、組み立てにモジュール化が取り入れられ、サブアッセンブリの下請け化によって、その労働者1人あたりコストを、1時間23ドルからその半分にできるといいます。
さらに提携関係にあるファナック社や合併したEDSなどを通じ、ロボットによる省力化もいっそう徹底したものになりますが、このほか文書の管理や販売組織のような技術以外の面でも思い切って革新を行います。
しかし、GMが最も神経を使ったのは、労働組合対策でした。